毎日厳しい暑さが続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
こまめに休憩をとりながら、この残暑を乗り切っていきたいですね。
さて今回は、先日MMMusic School主催で開催したちょっと特別なボイストレーニング・ワークショップのレポートをお届けします!
🎶「身体をメディアにするボイトレワークショップ」
テーマはズバリ、
- 「身体を一つのメディアとして使う」
身体の楽器化と奏者になるために必要な考え方や身体感覚の受け取り方ついて
ワークショップをさせて頂きました。
🌈「どんな声を届けたいか」が、身体の使い方を変える
ただ声を出すのではなく、
「息」が音になり、「音」が声になる
プロセスを、身体を通してじっくり感じていきます。
たとえば「ハミング」は、いわば“内側にある音”。
口を閉じた状態で響かせることで、どこで音が振動し、どこに響いているのかを自然と意識できるのがポイントです。
そこから口を開いて“声”に変わる瞬間――
実はこのタイミングこそが、発声の肝。
音が空間に放たれ、誰かに届く「声」へと変化するプロセスを、身体の感覚として捉えていきました。
- 「どんな声を出したいか」
- 「誰にどう届けたいか」
その“認知”があることで、身体の使い方は大きく変わります。
このワークでは、そうした意識と身体の連動をトレーニングし、
“ただ声を出す”のではなく、“意図を持って響かせる声”へと変えていく感覚を体験していただきました。
さらに今回のワークショップがちょっと特別だったのは、
▶感覚を言語化して他者へ伝えることに時間をかけたことです。
共感も生まれれば、、全く違う感覚もあったのでとっても面白いワークになりました!
🔍「ほんの少しの意識」で、声は変わる
声を意のままにコントロールできるようになるためには、知識だけでなく反復練習が不可欠ですが、
今回は「少し意識するだけで変化が起きるポイント」に焦点を当てて、日々の練習にも取り入れやすい内容になっていたのでぜひ今後もワークを意識して声を使って頂きたいなと思いました。
🎤 発表会に向けてヒントにしたい方へ
「響きってこういうことだったのか!」
「思ってたよりも少ない力で声が届く感覚があった」
そんな声もたくさんいただきました。
本番前のこの時期、ただ喉から声を出すだけじゃなく、身体全体を使って“届ける声”を意識することは、あなたの表現を一段階引き上げてくれるはずです!
✨お休み中の生徒さんへも…
歌っていない期間があると、つい「もう一度やれるかな?」と不安になることもあるかもしれません。
でもどうぞご安心ください。
今回のワークショップのように、
声の原点に立ち戻る体験は、初心者の方もブランクのある方も安心して楽しめる内容になっています。
✨声ってこんなに面白いんだ、
✨身体ってこんなに音楽的なんだ――
そんな“ワクワク”をまた一緒に味わってみませんか?
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
また機会があればぜひよろしくお願いします♪
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